創業のきっかけは?

銀婚式で初めて台湾に行って以来、人が優しく料理もおいしい台湾が大好きになり、その後もたびたび夫婦で台湾に旅行しました。「台湾料理を習ってみたい」と思うようになり、大阪の料理教室へ何度も通いました。当時福井で暮らしていましたが、府中市に住む私の親が気になり、実家から1時間以内で通える地へ移住を決意。夫と「今までとは違う仕事をしよう」と話し合い、空き家バンクで物件を探したのが竹原での創業につながっています。
入社のきっかけは?

どんな仕事をしていますか?

私は料理を、夫はコーヒーを淹れたり接客をしたりしてくれます。お客様と台湾話で盛り上がったり、台湾人の皆さんがわざわざ立ち寄ってくださったりもします。飲食業を営むのは初めてのことなので、実際やってみて大変さを実感しています。特に仕込みがとても大変で、お客様に来ていただかないと経営は成り立ちませんし、注文が多くあると閉店後は次の仕込みに追われます。休みの日も、買い出しをしたり仕込みをしたりと、フル回転です。
どんな仕事をしていますか?

どんなことにやりがいを感じますか?

一番はお客様との出会いです。夫はかつて仕事で一般の方と関わる機会はありませんでしたが、今は「毎日が全く知らないお客様との出会いで、それがとても楽しい」と言っています。台湾をお好きなお客様も多いので、店で仲良くなって一緒に旅行に行ったこともあります。2024年は2回、お客様と台湾に旅行にいきました。私たちは福井から竹原に来て、知り合いゼロからスタートしていますので、店で知り合いが増えていくのが喜びです。
どんなことにやりがいを感じますか?

自分の成長を感じるときは?

福井に住んでいたときは町のことを考えることがなかったのですが、竹原は観光地ということもあり、「飲食業と観光のつながり」を意識するようになりました。もちろん自分たちの売り上げを考えないといけないのですが、町並み保存地区という場所で飲食店を営むということは、ゆっくり滞在して食事をしてもらうことになります。私たちは「食」を通じて、竹原の活性化やにぎわい創出にどう貢献できるかな、と考えるようになりました。
自分の成長を感じるときは?

今後の目標や夢を教えてください。

まずは体力が続く限り、この店を続けたいと思っています。福井にいたころは、夫は洋服の生地を作る仕事をしていたので、飲食業よりアパレルのほうが、馴染みが深いんです。今後は、町並み保存地区にまだ少ない雑貨やアパレルなども、ぜひ手掛けてみたいなと思います。「何かやってみたい!」と思っている人は、早くやった方がいいと思いますね。竹原はまだまだ足りないものがありますからチャンスですよ。私たちの年齢でも、創業できたのですから。
今後の目標や夢を教えてください。

カフェ根古屋は、こんな職場です!

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私の脳内

新規創業をお考えの方へ

竹原は小さなまちです。まだまだあなたがやれる余地がたくさんあります。悩んでいて時間を浪費するよりも しっかり考えたうえで早く行動する事がベスト。失敗は早いうちであれば経験となり、さらにより良い方向に進んでいけるでしょう。一歩踏み出してください。

私の一日

06:00
起床
07:00~10:00
店内清掃、仕込み
10:00~17:00
店舗営業。閉店後、清掃や仕込み
19:00
食事、入浴
21:00
就寝

竹原での暮らし

(雅子さん)
近くにスーパーがありますし、必要なものはネットでも購入もできるので、竹原で暮らしに困ることはなく、生活しやすいと思っています。また、住んでいてとても落ち着きます。竹原に移住して良かったと思っています。
(博行さん)
竹原は、福井と違って雪が降らず、とても穏やかで住みやすいです。今の竹原の暮らしに満足しています。竹原にまだ少ない雑貨を今後扱っていきたいなと、新しい目標も生まれています。

家計グラフ

グラフ
インタビュー

山内 雅子さん・博行さんが働く café根古屋とは

■ 事業所名
café根古屋
■ 設立
2022年3月
■ 所在地
広島県竹原市本町四丁目3-46
■ 代表者
山内 雅子
■ 事業内容
カフェ
■ 求人職種
飲食店業:スタッフ(接客業務)
■ 休日休暇
週休2日(カレンダーによって変動あり)
■ リンク
instagram/@cafenekoya2022
■ わが社の魅力
築135年の古民家をリノベーションした台湾のおやつや軽食が楽しめるカフェです。台湾旅行中に食べ歩いた「豆花(とうふぁ)」や「牛肉麺(にゅうろーめん)」などを提供しています。これから竹原へ移住・開業を考えている方に体験談を伝え、何かお役に立てるようにしたいです。
外観